掌蹠膿疱症は歯科医と切っても切れないものなんですよ。
何故って病巣転移というものがありまして、皮膚をボロボロにするだけでなく、弱っている身体の部分を攻撃してくれちゃうんです。関節だったり鼻腔だったり歯だったり。
年末少し前くらいから、歯が先に痛み出してました。その後、足裏の皮膚がどんどんボロボロになっていったんですよね。最初は無関係かと思っていました。
ずっと白血球は基準値より多くて、どこかで炎症を起こしているなとは思っていたんですが。
掌蹠膿疱症は金属アレルギーも原因としてあげられていて、口腔内の金属を除去して改善、治癒に向かうことが4割くらいいるそうです。
年末から歯医者に通いだして、年をまたいで、抜歯した隣の歯が欠けたぞコノヤロー!と予約の電話で自分が掌蹠膿疱症であると先生にも伝えてくれと頼んでおいたら、院長先生が出てきて「これは大変なことですから、治療方向をちゃんと話し合って治療を進めていきましょう。」と。
うん、大変なことでした。
院長先生が詳しく、歯科と掌蹠膿疱症とのつながり、治療方法、色んな事を教えてくれました。
口腔内の金属の詰め物全て取り去らなきゃいけないんだって。金属使ってない歯なんてあったっけ?ってくらいの歯事情の私!わぁ、大変!
でもね、治療の金銭的なこと、心療内科にかかっていることも含めて、歯の治療の選択肢と方向を出して詳しく説明してくれたのね。
ぶっちゃけ、一番肝心な皮膚科の先生よりわかりやすく、心療内科の先生より気持ちに寄り添った対応でした。
あー、今、一番、私の病気全部理解してくれてるのって、この歯医者さんだわって。
「歯の治療は焦ることはないよ。長期戦になるから、しんどかったら休憩して、あなたの体調に合わせて進めていきましょうよ。」
物凄く気が楽になりました。
本当は先月、抜歯する予定だった日に来院したら、「死にそうな顔してるよ。顔色悪いし今日はやめよう」と半月伸ばしてもらいました。前日から風が強くてお天気も悪くて寝込んでて、その日は午前中に心療内科に行ってて、確かにしんどいけど行かなきゃっていうことで動かしていたから。そうか~、死にそうな顔してたのかぁって、気が付きませんでした。
院長先生が来るのは木曜日のみ。
歯医者の日は次の日もお仕事お休みにして、本日、抜歯してきました。
もうね、もうね、今までの歯医者なんだったの?ってくらい、麻酔も抜歯も痛くないし、流血もしない。そうとう痛んでた歯みたいだったけど、疲れてくると痛み出していた奥歯だったのに、歯茎も腫れてたのに。
これは歯医者としての腕の良しあし?
今までの歯医者さんはなんだったの?っていうくらい違和感も痛みも無い!素晴らしい!
「お疲れ様~」の笑顔付き!
歯医者さんの帰りにスキップしそうでした😊
あの先生と一緒なら闘えます。
その前に、つなぎ方で詰んでしまったこの作品と闘わねば。