昨日、父の抗がん剤治療を始めてワンクール終わったので、2クール目に入ったタイミングで果たして抗がん剤が効いているかどうか、CT検査をしました。
肝臓に転移していた癌の影が、半分以下に小さくなっていました。
父が、しんどくて憂鬱で病院までの車中、口数も口の利き方もとげとげしていた私に気を使ったのかどうかはわかりませんが、CT検査も時間がかかるから、お前は猫の買い物に行ってこいと。一緒に待っていることはないからと促してくれたので、できるだけ一人になりたかったので、2時間、父から離れました。
ちょっとホームセンターを猫の砂やご飯、爪とぎを大きなカートに積みながら、ホームセンター内をぶらぶらして、近くのコンビニでスマホから聞こえてくる今大好きな歌を聴きながら車内でぼーっとして、病院が経営している食堂に入ってみたら患者さんが作られたハンドメイド作品を見つけて少し笑顔になれて、テイクアウトでメロンソーダ買って、病院の1階ロビーで待っていたら、検査と診察と抗がん剤治療を終えた父がお待たせ、と。
医者もびっくりしてたよ。こんなに大きかった影がこんなに小さくなるもんなんだなぁ、って。
やせすぎてお気に入りの指輪がぶかぶかになって結婚指輪だけになった手で、父が指でわっかを作って教えてくれました。
血液検査の数値も少しづつ良くなっているらしいのですが、相変わらず伸び悩んでる数値もあって、「ちゃんと食べてる?」「好きなものばっかりじゃなくて、白いお米も野菜も、夕飯は特にちゃんと食べなきゃだめですよ。」と叱られたそうです。
吐き気、しんどさ、だるさ、起き上がれない辛さは、私も身体の病気、心の病気で実体験しているので食べられない時は食べられない、それは理解していました。
だから、甘やかしてしまっていたんですけど、医師はそれを正してくれたみたいです。
ちょっと遅めになってしまったお昼ごはんだったので、いつもの夕飯の時間に、またああしてくれないと食べる気がしない、これは嫌、もう食べられないと、また駄々をこねたので、「先生に言われたんじゃなかったの?食べられないならこれ1本ちゃんと飲んで」と経口栄養剤の缶をドン!と突き出しました。1本で1食分の栄養が取れる優れものですが、父はまだ1本ちゃんと飲み切ったことがありません。
私は食にあまり興味がないので、これ飲めばいいならラッキーくらいの感覚で、昨年体調が悪くて心療内科で処方されてからグイグイ飲んでいますが、父は甘すぎるだの鉄の味がするだの不味いだので苦手なようです。
わかってるよ、そういって寝るまでにちびちびと1本飲み切ってくれました。
今朝も、1本、ちゃんと飲み切ってました。
転移した癌の影が小さくなったことで、少しホッとしたのでしょうか。
昨日、病院から帰ってから、今日一日、機嫌が良かったです。
私も「あ、良かったな。」とは思いましたけど。
鬱状態が酷いです。
心療内科に今日行ってきましたが、あまりしゃべる気にもなれずいつもの体調や気分、出来事などを書いた手紙を先生に出して押し黙ったままで、先生の問いには首を縦と横に振ることで返事をしてました。
ようやく、お薬が追加されました。抗うつ薬と睡眠改善薬です。
10種類だったお薬が12種類に増えました。
増やしてもらったお薬が効いてくれればいいのですが、過敏になっているので副作用が怖いです。
幸い、夕食後に増えた抗うつ薬のおかげか、今、こうしてブログを書くことができています。
昨晩、今朝と気分がジェットコースターのようにコロコロかわり辛くて辛くて何もやる気が起きてなかったので。
(あの、テレビドラマやそのほかのツィートは躁鬱の躁の状態だった時です。)
最近、とあるオープンチャットに参加させていただいてるのですが、朝から優しい言葉をかけられてすごくすごく久しぶりにボロボロ泣いてしまいました。
おはよう、いってらっしゃい、だいじょうぶ?どうしたの?そんな言葉が入り乱れるチャットです。
不安で辛くて逃げたくなった時に覗いています。
しんどいのは私だけじゃない。みんなしんどいのに、大丈夫?、そう声をかけてくれたり、たわいのない話で盛り上がっていたり、なんおなく繋がっている。それだけでもちょっと嬉しいんです。
後は、ちゃんと眠れるかだなぁ。
寝る前の睡眠改善薬の副作用が出ませんように。
ぐっすり眠れますように。
また朝がきちゃったと落ち込みませんように。