新年初めてのブログ記事が猫さんとのお別れの記事になろうとはなんですが、先ほどモモちゃんとお別れをしてきました。
お正月明けの4日に愛猫モモが虹の橋へと旅立ちました。
17年と9ヶ月。
まだ暑くはない庭先でぐったりと寝転がっていたモモを、このまま庭先で死んでしまったら可哀そうと思い、家の中に保護しました。
一緒に産まれたであろう元気な仔猫3匹も捕獲。母猫はモモの事は諦めていたのか近寄りもしなかったので。
すぐさま獣医さんに連れて行ったところ、元気な仔猫をみて約生後ひと月ほどとのことでした。
モモを診た獣医さんは、猫風邪をこじらせているからもっても1週間くらいだよと言われました。
こんなに小さい仔猫が一人で逝かないように付きっ切りで世話をしてあげていたら見る見る元気になってくれました。残念なことに風邪の影響で片目が少し見えるくらいという障害は残ってしまいましたが、4匹の中で1番最初にトイレも覚え、スクスク成長してくれました。
小さく生まれついたのか、1年たってもまだ生後5ヶ月くらいの大きさで、毛も仔猫のままのようなふわふわくせっ毛。
目が不自由なせいか慎重で大人しく、決まったルーティーンを毎日過ごして本当に手のかからない良い子でした。
毎朝、日差しが入る時間になるとお気に入りの長椅子で日向ぼっこをし、毎晩、母の腕枕で就寝。
お腹が空くと側に寄ってきてはチョコンと座り、こっちが気が付くまで我慢の子。ごはん?と聞くとパァッと不自由な目を見開いて、振り返りながらご飯の器のあるところまで誘導して、また器の前にチョコンと座って、ご飯を入れるのを待っている、そんな子でした。
抱っこしたりお腹をなでられるのが大好きで、ごろごろとよく喉をならして喜んでくれました。
他の猫さんたちとも仲良しというか、他の子たちも目が不自由な小さな子を気遣ってくれていたようです。
昨年、一緒に産まれたサクラが逝ってしまってからは暫くサクラを呼んでいたのか探して鳴く日が続いたのは切なかったな。
モモちゃんなりに諦めがついてからは、カンちゃんにべったりでした。
そんなカンちゃんも、モモが逝ってしまった一昨日、昨日とモモを探しまわっています。寂しいね。
毎年のように野良ちゃんが産んだ子を保護していたので当たり前なんですけど、もう猫を見送るのが4年連続になってしまいました。
ちっちゃくても、いつもの場所にモモちゃんが居ないというのは、とてもとても寂しいです。
最後まで眠るように穏やかに息を引き取って、まるでいつものお昼寝をしているかのような穏やかな顔をしていました。
モモちゃんは目が不自由だから、先に逝っているサクラやピューさん、ナナやロクに、モモちゃんが迷わないように迎えに来てやってねとお祈りして霊園に託してきました。
これからまだしばらくは、モモがいないことが不自然で可愛かったちっちゃな体を抱きしめたいという気持ちが続くんだろうな。
でも、1週間といわれた命が17年以上も側にいてくれたことに感謝です。
どうか無事にみんなのところへたどり着けますように。
いってらっしゃい。