mubeのブログ

猫とハンドメイドと病とリハビリ

1周忌です

あ~、1年って早いですね。

 

今日は、父の1周忌です。

去年の今日の午前中は大好きな初物のスイカを食べて美味しいなぁって、喜んでいました。

 

一昨年の初夏にステージ4の胃癌が見つかって、それからはバタバタでした。

病院に通い、介護が必要になり、ケアマネさんや在宅医療の方と相談しながら、父の病状に合わせて日々を過ごして・・・・。

 

自宅で看取ってからは、葬儀や父の名義の物の変更や届け出るものエトセトラエトセトラ・・・・。

ようやく全て終わった頃に、私が背骨の圧迫骨折をして、普通に生活できるようになったと思ったら、今度は母が転倒して大腿骨と肩を骨折、手術、入院と息つく間もなかった2年間。自分の介護で日々忙しくしていたから、私にも母にもちょっとゆっくりダラダラと休めという父の計らいだった気もしますが。

 

父が亡くなる数日前に咲いた百合の花が今年も綺麗に咲き始めました。

 

母も退院してゆっくりとですが庭の手入れをはじめています。

父の1周忌があるからと、半ば強引に退院をしてきてしまったので、週1のリハビリ通院と、まだまだ思うとおりに身体が動かせないので目が離せない感じですが、母が家に戻って、父も安心していると思います。

母の入院中、毎朝毎晩、父にお線香をあげながら、「おはよう」「おうかれさま」を繰り返していました。

 

なのに、未だどこか遠くに出張か入院でもしているかのような感覚がぬぐえません。

 

ちょいちょい神経質なところや我儘なところもありましたが、優しく良い父でした。

 

お骨はまだお仏壇の隣にあります。

寂しがり屋の父を、ひとり離れた暗いお墓に入れるのは可哀そうだという母の意向です。自分が亡くなったら一緒にお墓に入れてねと。

 

だからまだ側にいるような気がしているのかもしれません。

 

母はおっちょこちょいですが、大らかでポジティブなので長生きするでしょう。

まだまだ先のことになると思いますが、父にはその時まで、側で見守っていてほしいです。